
白寿堂鍼療所・整骨院は越谷市蒲生にある鍼灸整骨院です。患者さんの痛みの改善を最優先に考え、一人ひとりにあった治療を提案し、根本的な改善を目指します。
SYMPTOMS
毎年3,000人を治療しています。
手根管症候群とは、手首のところで「正中神経」という神経が締め付けられて痛みや痺れ、感覚異常が起きる病気です。はっきりとした原因はわかっていないようですが、糖尿病・妊婦、手首を多く使う仕事の人に多いとされています。
指の痺れ・痛み・感覚異常が主な症状で、夜間や早朝に症状が強く出る傾向にあります。また症状は親指から薬指にかけてあらわれ、小指にはでません。
検査法として、胸の前で両方の手の甲を背中合わせにあわせる(合掌の逆にみたいな形を60秒ほど続ける)ファレンテストを行うと症状が現れます。このとき薬指の小指側には症状が現れないのが特徴です。また、手のひらの手首に近い所をたたくと指先までしびれや痛みの走る「チネル徴候」という特徴もあります。
症状が強くなければ、手首の屈曲を制限するサポーター等を付けながら安静を保ち症状の改善を待つ(数か月)というのもあります。とくに妊婦などは妊娠による体質の変化もありますので。
痛みが強い場合、痛み止めのお薬を病院で処方して頂いたき、それでも症状が辛い場合は手術が検討されます。
鍼灸療法で施術を行う場合は、大陵・太淵などのツボを用います。また、手先の冷えている方なら灸を用います。神経の絞扼のほか、血流阻害されている場合もあるので、前腕の筋肉を緩めるよう配穴を行います。
また、手の安静を保つのが難しい人には、円皮鍼やキネシオテーピングをおこない、筋緊張の緩和が継続するよう処置をします。
症状別